「子育てのまち」「年を重ねても安心できるまち」へ前進!

新しい年が明けました。平素より多大なご支援を賜り、心より感謝と御礼を申し上げます。本市の未来を見据え、「子育てのまち」「年を重ねても安心できるまち」としてさらに前進するために今年も一人ひとりの市民に寄り添い、現場に入り、本市の課題を全力で切り開き、頑張って参ります。

河内長野市健康日本一をめざして!
「特定健診・特定保健指導・人間ドックの受診率をさらに上げるための施策強化を」
年を重ねても安心して暮らせるまちづくりを進めるうえで、健康寿命日本一を目指していく全世代型の施策を進めるべきと考えます。
昨年12月の個人質問では、それらを推進する事業のひとつとして特定健診、特定保健指導、人間ドックを今以上に多くの市民の方に受診していただくよう推進強化していく必要があると訴えました。
●特定健診の受診者を増やすために
特定健診受診率は40%前後で経過し、伸び悩んでいます。受診率を上げるためのひとつに、特定健診と人間ドックをセットで行う集団検診を増やすとの前向きな答弁をいただきました。
●結果が出ても特定保健指導を受ける人はかなり低い状況を改善するために特定保健指導とは、特定健診の結果より生活習慣病を指摘された時、生活習慣の改善の指導を別の日に保健師など専門スタッフから保健指導を受けます。本市は、国・府平均よりも低い状況(実施率12.9%)。これに対しての答弁は、この4月から医師会にこの事業を委託し、特定健診終了時の比較的早い段階で、この保健指導を「医師から受ける仕組み」を検討。また、すでにクリニックや病院に通院し、特定健診を受けなくてもいいと思っている方々へもかかりつけ医から特定健診を推進するなどを指導していく方向です。
●人間ドックの自己負担額の減額を前向きに検討へ
人間ドックについては、メニューを増やしつつ、自己負担金の減額を前向きに検討していくとの答弁がありました。これからも市民の健康を守る仕組みの強化を進めて参ります。

皆さまの声がカタチに!

 庁舎1階の洋式トイレ増設工事へ 

「膝が悪くて和式トイレでしゃがめない」そんな市民の皆さんからのお声をお受けし、委員会等で要望。この度、1階の洋式トイレの増設工事が始まりました。(本年3月末に完成予定)お喜びの声をたくさん頂いています。


 大矢船ロジェ長野地域 

自治会の皆さんと一緒に要望し続けてきた念願の横断歩道が、昨年12月22日に設置されました。またそばの割れてきていた歩道等もきれいにして頂きました。
グリーンベルトも付けて頂きました。各担当課、関係団体等に感謝致します。








 南青葉台地域 

ラバーポール破損の修繕をしていただきました(平成29年11月)


 南花台地域 

ご要望があった南花台地域の道路を舗装して頂きました。
(1)南花台1丁目10付近(11月)
(2)南花台団地第一公園付近(11月)


第十公園の階段に手すり設置していただきました。
南花台第十公園の階段に手すりを設置していただきました。
南花台地域では夏祭りなど親しまれる公園です。
地域でお住まいの方からのご要望がカタチとなり、お喜びの声が聞け、良かったです。担当課職員に感謝いたします。








 美加の台地域 

地域の皆さまからのお声から美加の台駅のタクシーの案内看板を修繕していただきました。美加の台駅のタクシーの案内看板を応急処置し、新しいものに変える方向です。



 天見地域 

天見駅郊外からのトイレは平成30年度予算で計上され、着工していく方向と答弁訴え続けてきた天見駅のトイレの工事がようやく動き始めました。
同駅の構内のトイレは、本年1月に男女別のトイレとして完成。また駅郊外からのトイレについても来年度の予算の事業として挙げられる予定で、府の助成金(大阪府市町村観光振興支援事業補助金)を活用し、進めていくと昨年12月議会の私の個人質問の中で答弁を頂きました。
議員になった年から天見駅で朝の御挨拶を始めたころより、地域の皆さんから何度もこの件のご要望を頂戴し、南海電鉄株式会社様、市担当課へ観光等の観点から粘り強く要望してきました。この度、南海電鉄株式会社、市担当課のご尽力に感謝いたします。



12月議会 一般個人質問 ダイジェスト

質問1.健康寿命日本一を目指す

 「1日8千歩・速歩き20分」が健康寿命の黄金律であると群馬県中之条町からの研究報告があった。質の良い歩き方が病気予防、健康寿命に大きく影響する。本市もウオーキング都市として施策の柱に。
 同町の成果を参考に健康づくり推進員との協働や各地域へ健康運動指導士の派遣に努めたい。各世代にあったウオーキングや健康づくりに取り組んでいきたい。
要望 本市スポーツ振興会が推奨するポールウオーキング(ノルディックウオーキング)も腰に負担を掛けたくない人にお勧めである。河内長野市にウオーキングを楽しむ風土が生まれてきている。市全域に広めていくよう要望する。

 特定健診受診率、特定保健指導終了率、人間ドック受診率を高める施策を更に推進すべきでは。
 特定健診と人間ドックは集団検診の実施回数を増やし、人間ドックに係る自己負担を減額する。特定保健指導はかかりつけ医などで実施できるよう検討する。
要望 かかりつけ医を持つということが重要であることをさらに啓発していくよう要望した。

 認知症初期集中支援チームの課題と医師会のかかわりについて。
 市医師会に本事業の委託を協議中である。(そうなると)認知症の発見と医療的ケアとの密接な連携を期待できる。医師から認知症の発掘も進むと思われる。
要望 認知症は医療的な介入も大切なので、目的がしっかり達成できるよう支援を。

 南花台スマートエイジング事業と社会福祉協議会との関り方は
 同事業は新しい住民主体の取り組みであり、それらの健康相談事業に、例えば「まちの保健室」などに※1CSWを派遣するなど、必要に応じて連携を図っている。
要望 この事業はモデル事業である。モデル化は他の地域でも通用するということ。しっかり分析して本市の他の地域にも広めて頂きたい。社会福祉協議会とさらに連携を。
※1CSW・・・コミュニティソーシャルワーカー「地域内で、生活上の支援が必要な人の状況を把握し、行政や地域住民と連携してさまざまな支援活動を行う専門職」

 成年後見人の課題は。
 地域包括支援センター、裁判所等と連携を図り、周知に努める。
要望 保護者の高齢化の問題もあり、市民の財産を守るという制度なので、対象者になりうる方々へこの制度を周知していくべき。

質問2.観光都市の前進のために

 今後新しい税収としてお金が落ちる仕組みの構築は。
 商工会や市商店連合会等の観光関連事業者と更に連携強化を図り、観光と商業の相乗効果を生み出し、交流人口の拡大に努めていきます。観光振興計画を策定中だが、旅行代理店への売り込み、観光ツアーにも組み込んでいくよう進めていきたい。
要望 河内長野駅の観光案内所の充実すること、どこにお店があるか、各商店街の催し含め紹介できるかポイントである。また同駅のトイレ(エレベーター下)を和式から洋式化を進めるように。
 物販の機能、観光案内の機能を十分充実していきたい。

 天見駅トイレの工事は。地域住民の利用層の観点から駅構内のバリアフリー化を。
 駅構内は平成30年1月末に完成予定。改札外のトイレ整備は※2 府の補助金等を活用していきたい。
※2 府の補助金⇒大阪府の宿泊税を利用した大阪府市町村観光振興支援事業補助金

 指定管理者制度について。指定管理者のチェック体制はどう変わったか。
 財務状況や労務管理状況の確認、実地検査、専門的知見を持った第三者による外部評価を実施し、リスクの早期発見、未然防止が実施できる体制づくりに努めていく。
例えば、フォレスト三日市3階の活性化を図り、市全体でさまざまな施策を展開することで経済効果を生み出し、市民に還元していく。
要望 三日市元市営住宅跡地の再開発を進めるなど経済活性を市長中心に全庁挙げて、前進していくべき。

【子育てのまちの充実・空き家対策】

市内外に誇れる府内トップレベルの教育環境!を市内外に発信!!定住・転入につなげる!
河内長野市の大きな強み、特に府内でもトップレベルの教育環境であること。意外と市民の方も知らない状況が残念でなりません。さらにこのことを子育て世代への定住・転入につなげなければなりません。
▼先進的な英語教育・ICT教育
小中一貫教育をはじめ、先進的に行っている小学校一年生からの外国人講師による英語教育、ICTを使い、画面を通じて国際交流を行います。日韓豪との音楽交流会、青年海外協力隊-JICAとの交流、外国と電池実験など質の高い授業を行っています。全国から視察に来られます。
▼府内唯一の地域コミュニティスクールの効果が顕れてきている
また府内唯一の地域コミュニティスクールの体制を10年取り組み、いじめ減少など効果が出始めています。地域コミュニティスクールは、地域の皆さんと子ども達を育てます。教師や地域の皆さんのご尽力の賜物であり、心より感謝いたします。
▼ふるさと学で本市を誇りに思う子ども達が成長
本市は「ふるさと学」を小学校五年生から授業で行います。これも先進的な取り組みで文部科学省の特別授業です。その授業を受けた子ども達が18歳になりました。この世代への最近のアンケート結果では「ふるさと河内長野市を誇りに思う」と答えたものが例年の2倍であったと嬉しい報告がありました。
▼自然豊かな環境の強み
自然は子ども達の情緒や感性を育てます。そんな自然豊かな環境が本市にはすぐそばにあり、子どもや孫たちに体験させたいものがすぐ近くにあります。
▼強み・魅力の発信力を強化、子育てのまちとして選ばれる市へ
しかし、それらの取り組みをあまりPR不足からか市民の皆さんも意外と知らない方も多いようです。さらに本市のマイナスなイメージばかりが強調され、ネガティブキャンペーン調になっていることは気を付けなければなりません。「まちの魅力・強み」に子育て・教育がある」このことを一人でも多くの方に知ってもらうことが転入・定住施策の後押しになります。そして、さらに教育を充実させていくことを訴え、昨年秋に「広報戦略プラン」が動き始めました。施策と連動し、効果的に展開していくことを期待します。
▼空き家バンクにもつなげる
本市は、教育・環境・マイホームなど子育て世代にとって魅力的な面が多いと思います。空き家の所有者は、空き家バンク制度等に登録し、市場に出すことがポイントです。
例えば、空き家バンク制度は、持ち主が登録し、スムーズに市場に出ることで、子どもをのびのびと育てない子育て世代につなげる事ができる。併せて本市の魅力も発信することが大事です。
さらに受け入れ体制として「地域が移住希望者を受け入れてくれるか」といった不安を軽減し、引っ越し後、スムーズに地域に入れるようにするための仕組みが肝要だと思います。所有者と移住希望者と地元自治会の三者で地域面談する仕組みを構築していくこともひとつだと思います。

「年を重ねても安心して暮らせるまちへ」

高齢に伴う免許返納後の支援策の強化などを3月議会で提言
交通対策特別委員会ではこれからの本市の交通課題に対して、この3月議会で政策提言を行います。高齢に伴う免許返納への支援の充実、モックルコミュニティバスの改善など、年を重ねても安心して暮らせるための仕組みのひとつとして前進するよう全力を尽くします。

<市の活性化に向けて>

日本遺産認定制度、いよいよ大詰め。文化庁に陳情へ
本年1月16日、島田市長、担当課長、会派議員らと日本遺産認定の陳情のために文化庁へ陳情に行きました。
選考はいよいよ最終段階。市として起爆剤となる可能性がある日本遺産認定。最後まで全力で後押ししていきたい。