~全職員が認知症サポーターへ~
超高齢化社会の中、認知症になどで要介護状態になったとしても、住み慣れた地域で安心して暮らせる、支え合いができるまちづくりを目指しています。
河内長野市は、市長、副市長が認知症サポーター養成講座を受け、さらに全職員が養成する方向となりました。(6月7日産経新聞関連記事掲載)
認知症サポーターとは、認知症サポーター養成講座を受講し、認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族に対して出来る範囲で見守り、支える人のことです。
今までは職員の受講は50%程度にとどまっていましたが、この3月議会の代表質問で「地域包括ケアシステム構築を進める上で庁内連携をさらに進めるために、この受講が必要ではないか」と訴え、今回の取り組みになりました。
認知症サポーター養成の最終目標は、小学生以上の全市民が受ける方向です。自治会等で受講されているところも増えてきています。認知症等で困っている人や家族を目にしたとき、「なにかお困りですか?」と一言の声掛けで救われることもあるそうです。認知症になってもやさしいまちは、子ども達や障がい者などすべての人にとって優しいまちにつながります。