【ご挨拶】選ばれるまち河内長野市へさらなる前進を!
いつも真心のご支援を賜り、心から感謝と重ねて御礼を申し上げます。
西野市長の体制となり、9月議会が開催されました。私も会派代表質問をさせていただき、
①選ばれる河内長野市へさらに前進を
②誰も取り残さないまちへ
③健幸日本一、河内長野市を目指して
④市民の移動手段の確保について
⑤市民の住環境について
⑥大規模災害から市民の命を守るための防災対策を、大項目として質問いたしました。
本市は年少人口の転入超過や、開発団地では若者人口の増加により、新住民等が転入してくる再生フェーズに移行する地域が見られるなどまちづくりにおける明るい兆しを認めています。今はまさに本市はターニングポイントを迎えています。
今後は、空き家が増えてくることが新たな好機と捉え、住宅流通の促進や子育て支援の強化し、再生フェーズに移行していくよう取り組んでまいります。これらにより本市が人口減少にまけない活力溢れるまちにつながります。
市民の皆さまが「河内長野に住んで本当に良かった」と感じていただけるようにこれからも全力で頑張ってまいります。季節柄、くれぐれもご自愛ください。
高齢者の7人に1人が認知症になると言われていますが、個人でできる認知症予防を続けていくことを横浜市立大学保健管理センターの小田原俊成教授は語られています。
自分でできる認知症予防は、
①運動不足の改善
②糖尿病や膏血圧症など生活習慣病の予防
③社会参加活動による孤立解消を心がけることが大切です。
特に認知症予備軍と言われている「軽度認知障害(MCI)」の段階の早期発見は重要です。MCIの多くの場合は、物忘れがしやすくなったなどの自覚はあるものの、一人の生活はできます。この段階で、対策次第では改善することもあります。
下記は認知症の初期にみられる症状です。2個以上あてはまれば最寄りの地域包括支援センターに相談してほしいと思います。
(河内長野市認知症あったか安心マップより)
① □物忘れがひどい。同じことを何度も話す。
② □しまい忘れ、置き忘れが増えた。
③ □薬の飲み忘れが多くなった。
④ □約束の時間や場所をよく間違えるようになった。
⑤ □必要なものを買い忘れたり、同じものを買ってしまうことが増えた。
⑥ □電車・バスなどの乗り換えなど適切な交通手段の利用ができなくなった。
⑦ □メモや文章など書かなくなった。
⑧ □何か困ったことが起きた時に必要な電話をかけることができなくなった。
⑨ □以前のように家事・用事をうまくできなくなった。
⑩ □趣味や楽しみに対する関心がなくなった。
⑪ □外出しなくなり、人との付き合いをさけるようになった。
⑫ □家で何もせず、じっとしていることが増えた。
⑬ □自分の失敗を人のせいにするなど、以前おり疑い深くなった。
⑭ □気分が落ち込みやすくなった。
⑮ □強い不安におそわれることがある。
■地域の皆さまの声がカタチに!
熱中症対策として小中学校の体育館空調が整備
小中学校の体育館の熱中症対策として「大風量スポットエアコン」が今年度より2年かけて整備する予定。令和6年度は中学校7校と小学校5校の予定(現在設計中。その後今年度中に整備)。
令和7年度には残りの小学校を実施予定。体育館の熱中症対策は子ども達の部活動等と避難所にもなるので早期の対応を要望していました。(平成31年12月議会質問等)
加賀田公園のトイレ2ヶ所が新しくなりました
地域から要望のあった加賀田公園のトレイ2か所が水洗トイレとなり、新しくなりました。ありがとうございます。
南花台小中一貫校体育館の天井工事
平成30年度から要望していた同体育館の天井工事はこの秋より取り掛かる予定です。
石仏小学校のグラウンドの水はけの改善
石仏小学校のグラウンドの水はけが悪く、議会質問等で改善を求めていました。低木等の数 や芝生の面積を減らすことで水はけの改善を認めました。今年の運動会は前日の大雨にも関わらず予定時刻に開催できました。学校運営協議会はじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。
371バイパス本線に安心して進入するためのカーブミラー設置
6月2日に371バイパス供用開始されましたが、天見派出所方面から本線に入るのに見通しが悪く危険とのご相談。私も関係機関にお声を届け、設置の運びとなりました。
注意看板の設置1
清水地域 道の幅員の狭い道にナビ等で誘導され、車が侵入し、脱輪するケースが年に数回あるとのご相談。地域の皆様にもご協力いただき、注意看板を2か所設置していただきました。
注意看板の設置2
大矢船中町の地域にて、車が住宅内を猛スピードで走行し、安心して遊べないとのご相談。 大矢船第9公園など注意看板を2か所設置していただきました。
草刈り
371号線沿いの草の繁茂により、車も自転車等も通りにくく、危険であるとご相談。また側溝からの草の繁茂をきれいにしていただきました。
投票支援カード。コミュニケーションボード導入
病気やケガ等で字が書けないなど投票のお手伝いをします。 今年の府議補選・市議補選から導入してもらいました。 (令和6年3月議会予算委員会等)。
モックルコミュニティバス「地域拠点循環バス」実証運行
公共交通網再構築のための実証ルート運行を10月1日~11月29日で実施。
コースとしては、三日市町駅~大矢船北町~南花台~くろまろの郷(平日のみ)~上原商業地~市役所~河内長野駅 ※1日4往復
皆さまからたくさんのお喜びの声を頂戴しました。通常運行にするために引き続き訴えてまいります。(令和4年9月議会質問・令和6年3月議会代表質問等)
令和6年9月議会 会派公明党質問(一部抜粋)
選ばれる河内長野市へさらに前進を
質問 子育て世代や若い世代にも選んでもらうためには。
答弁 本市は年少人口の転入超過や、開発団地では若年人口の増加により、再生フェーズに移行の地域があり、重要なターニングポイントを迎えている。今後空き家が増えてくると予測しているが、新たな住民を呼び込む好機として捉えている。住宅流通の促進や子育て世代を強化したいと考えている。
要望 空き家の発生予防、住宅の流通促進、終活にもつながる自治会対象の空き家セミナーの拡充を。
質問 管理不全等への空き家対策強化を。
答弁 空き家対策については、次年度からある種専門的に取り組むグループも設置したいと考えている。
質問 空き家対策については、次年度からある種専門的に取り組むグループも設置したいと考えている。
答弁 高向上原地区は令和10年度末を事業完了予定とし、固定資産税や法人市民税などの事業効果は約2億9千万円を試算している。小山田西地区は令和13年末の事業完了予定で事業効果は約2億7千万円を試算している。
質問 産業をはじめ保育士・介護職員など各分野において人材確保は喫緊の課題。奨学金返還支援制度など人材確保に向けた後押しを。
答弁 奨学金返還支援制度は、支援機構に対し企業が奨学金を本人に代わり返還する制度。市内では4%、今後活用を検討する企業は約23%。
要望 令和3年9月に提案し、少し前進した。どちらもメリットがある制度。さらに進めていくことを要望する。保育士と介護職員は人事院から公務員の地域区分が都道府県単位で検討される方針が出た。さらに人材確保の後押しを。
質問 税収増のための営業部・ふるさと納税の強化を。体験できる返礼品を。
答弁 次年度からは、営業部内にふるさと納税課を設置し、体制強化する。戦略的なマーケティングも考えている。河内長野を体験できる返礼品も考えたい。
誰も取り残さないまちへ
質問 「自主性」「個に応じた指導」「異年齢教育の学び合い」さらに進めるべきでは。
答弁 本市でも「主体的・対話的で深い学び」は学習指導要領で示されている。授業改善で自力解決の時間や異学年での教え合い(南花台小中一貫校など)など行っている。
要望 モデル校として進め、市内に広げるように。
質問 学校に行きづらくなった子ども達への対策は。
答弁 新たな人材配置や学習者用端末を活用した人と人とのつながりをつくる取り組みの充実に加え、オンライン授業等の学習支援も充実させていく必要あると考えている。
要望 多様化教室での臨床心理士の採用で体制強化、生成AI搭載のアダプティブラーニングの導入、フリースクールの出席基準の作るよう要望する。
質問 障害者差別解消法によりお店など一般事業者に合理的配慮の提供の義務化について。
答弁 府の研修受講証明書制度を関係団体等に周知し、事業者等と連携する。
要望 合理的配慮を進めるソフト面・ハード面で助成制度の創設を。
質問 「ユマニチュード」とは認知症の人に寄り添うケア技術として知られている。具体的には相手に「あなたのことを大切に思っています」ということを「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つの柱で届ける。福岡市ではまち全体で取り組んでいる。本市でもどうか。
答弁 認知症の人に限らず、相手を尊重する考えが広がることは、地域で互いに支え合うことにも寄与すると考える。調査研究していく。
健幸日本一、河内長野市へ
質問 帯状疱疹ワクチン接種の助成制度を。
答弁 厚生労働省が定期接種の方針が示された。費用の負担軽減について検討したいと考えている。
質問 糖尿病の治療中断者の受診勧奨対策強化を。
答弁 受診が確認できなければ翌年に再度受診勧奨を行うなど対策に努める。
質問 聴覚低下は認知症やうつ病等の発症リスクを高める。サポート体制は。
答弁 市役所窓口対応で軟骨伝導イヤホン導入に向けて前向きに検討する。
質問 府内で3番目に広い本市。3ない市役所(行かない・書かない・待たない市役所)を進める必要がある。
答弁 自治体フロントヤード改革モデル事業を推進していく。
※自治体フロントヤード改革モデル事業→自宅でいながらスマートフォンでオンライン申請や来庁予約等を進めるモデル事業
移動手段の確保
質問 市民の移動手段の確保のために、公共交通の確保・住民主体の生活支援の中の移動支援・社会福祉法人や民会会社による移動手段・くすまる号・クルクルなどの自動運転等は本市にとって重要な柱である。
答弁 令和6年10月よりコミュニティバスの実証運行と鉄道バス共通デジタル乗車券の導入実験を行う。クルクルは将来的な担い手不足を解消するため生活道路で自動運転の実証実験を進めている。
要望 将来を見据え、自動運転を他の地域にも広げる。
住環境
質問 緑地内の樹木は、高木化・巨大化している。場所によっては倒木の心配や日照時間が短いなどの影響もある。
答弁 樹木の適正な管理手法と財源確保の検討を進めたい。
質問 市民生活に重要な通称「勝手橋」と呼ばれる管理者不明な橋について。
答弁 通学路など市民生活に必要不可欠で利用頻度の高い橋は市で管理を行うことを前提に協議を行っているところ。
大規模災害から市民の命を守る防災対策を
質問 保健活動やボランティアなど受援体制は
答弁 保健活動は富田林保健所とともに行う。大阪南医療センターや河内長野市3師会(医師会・薬剤師会・歯科医師会)医療救護活動と協定を締結している。
質問 トイレが重要。トイレトレーラー等で支援し合える広域体制構築が急務ではないか。
答弁 トイレについては小学校等の避難所のマンホールトイレの整備、簡易トイレやトイレ凝固剤の備蓄など進めている。現在、大阪府ではトイレトラック導入を進めている。行政間も支援・連携を研究していく。