【ご挨拶】本市がさらに力強く前進する年へ
いつもたくさんの真心のご支援を賜り、心から感謝と重ねて御礼を申し上げます。
西野市長の体制となり、本市をより前進させるためにこの４月より局制を導入し、稼ぐ力の要となる営業部も配置されるなど様々な改革を進める方針です。本市が選ばれるまちの徴候が見えてきているため、さらに力強く前進していくことを期待したいと思います。
他方で「子どもと子育てを応援するまち」「年を重ねても安心して暮らせるまち」「だれも取り残さないまち」の観点もしっかり押さえ、全世代の市民の皆さまが「河内長野市に住んで良かった」と感じていただけるように本年も全力で頑張ってまいります。時節柄、くれぐれもご自愛ください。
「最初に脳の老化が始まるのは前頭葉から」と和田秀樹先生が膨大な高齢者の脳の検査結果等から言われています。だから前頭葉刺激習慣をするように勧めています。 前頭葉は大脳の４０％を占め、意欲や思考力、集中力を高め、コミュニケーション、柔軟性などをつかさどります。前頭葉が委縮し始めると創造性や意欲が低下し、感情をコントロールする力が衰え、怒りっぽくなります。和田先生は、前頭葉を鍛える方法をいくつか紹介してくれています。
□想定外を意識的に求める…新しい店に飛び込んで「うまい」かを自分で確かめる
□「やってみないとわからない」の心構えで取り組む
□人とのコミュニケーション
□（新聞等の）文章を声に出して読む・音読 前頭葉は想定外のことが起きると変化に対応しようとフル回転すると言われています。
和田先生はちなみに週２回、年間１００回初体験をすることを心がけているそうです。 私も挑戦してみようと思います。
～「和田式老けないテレビの見方、ボケない新聞の読み方」より～
■陳情活動
本市前進のために国交省と総務省へ陳情
令和7年１月８日、国交省と総務省に奥村議員、三島議員、奥井議員とともに、国土交通省と総務省へ、本市の発展に資する事業について陳情を行いました。
国交省には「こどもまんなか公園づくり支援」「大阪南部高速道路」について陳情しました。
総務省では「自治体フロントヤード改革モデルプロジェクト」は、本市が取り組む「三ない市役所」（※行政手続きのデジタル化による「行かない・待たない・書かない」市役所）を推進する上で、大変重要なモデル事業です。陳情時の意見交換を反映して頂きました。１月２９日、府内で唯一の選定を受けました。今後もしっかり展開してまいります。
物価高騰対策に対する緊急要望をしました！！
令和６年１２月１６日、物価高で影響を受ける市民の生活を守るために西野市長に会派から緊急要望を行いました。それに関連した臨時議会が２月に開催されます。要望実現に向け、全力で頑張ってまいります。
１．住民税非課税世帯への１世帯３万円および子育て世帯への子ども１人当たり２万円給付を速やかに今年度内に実施するとともに、学校・保育施設等給食費支援等の継続など、幅広い市民層への物価高対策を講じること。
２．エネルギー価格等の高騰に影響を受けている中小企業・小規模事業者や、国で取り組む物価高対策で支援が受けられない家計や企業・団体等への対策の実施。
■活動報告
能登復旧復興支援 大阪から温もりある支援を少しでも
昨年１０月３１日から１１月１日と石川県珠洲市輪島市ボランティアワゴンに参加させていただきました。作業は家屋の土砂撤去等が中心です。
河内長野社会福祉協議会や市社協登録ボランティアなど計18名参加され、私も社協登録ボランティアとして参加。微力ですが、これからも「大阪から温もりのある支援」を届けられるよう少しでもお役に立てればと思います。
視察
石仏小学校セーフティプロモーションスクール・救命救急訓練
セーフティプロモーションスクールとは教職員や児童生徒、地域などが学校安全の取り組みの重要性を理解し、着実に協働して実践され展開される条件が整備されていると認証された学校です。
石仏小学校は3年前に市内で初めてセーフティプロモーションスクール認証となりました。
昨年12月２０日では学校内の救命救急訓練が行われ、本格的で緊迫感が伝わり、私自身の心臓がドキドキしていました。その他不審者等の防犯の訓練などもあります。
市内では加賀田小学校もセーフティプロモーションスクールに認証され、加賀田中学校も続こうとしています。SPS校の広がりを応援したいと思います。
令和６年１２月議会 個人質問より
件名１ 年を重ねても安心して暮らせるまちへ 市民の移動手段の確保を。
質問 今回のモックルコミュニティバス実証実験を早急に通常運行へ。またほかの地域も実証実験すべきではないか。
答弁 以前から問題であった運転手不足がさらに顕著となり、令和７年度は利用状況を応じて一定程度減便を含む市内バス路線網の最適化が求められている。特に大阪関西万博の開催で運転手不足が加速し、新規路線の設定や他のル－トの実証実験は負担が大きく、早急な実施は困難であると聞いている。令和８年度以降にその点を踏まえて考えたい。
要望 南ヶ丘地区等からも要望書が出ていた。市役所方向へのアクセスをぜひすべき。公共交通会議で検討を。
質問 お出かけチケットのタクシー券とバス券を共通チケットにすべきでは。
答弁 交通事業者ごとに利用方法や回収方法が異なっていることから（共通チケットの）実施が困難な状況である。さらなる利便性向上に努めたい。
要望 地域によって利用に差がでている。この課題解決をし、高齢者の外出創出、公共交通を守ることにつながる。
質問 身寄りがない独り暮らしの高齢者の入院等の救急医療体制について。
答弁 独居や高齢者などに関係なく、すべての傷病者を適切な病院に搬送する体制となっている。 ～参考～身寄りがない人がスムーズに入院の運びとなるために
① かかりつけ医をしっかり持つ ② 民間の保険サービスに身元保証人
③ ブルーカードシステム かかりつけ医の啓発と合わせて病状急変時の受け入れ病院を事前に決めておくシステム
④ アドバンスケアプラン 本人は人生の最後に受けたい医療とケアを事前に話し合っておく。人生会議とも言う。
質問 帯状疱疹は50歳を過ぎたころから発症リスクが高まり、80歳まで3人に1人が発症。同ワクチン接種費用助成制度の対象を５０歳以上で開始すべき。
答弁 国の動きを注視し、補助制度をつくるか否か、検討をしたいと思っている。
要望 50歳代は働き盛りであり、家族や社会にも影響が大きい。またガンやリウマチなどの治療で免疫抑制剤を使用している人は帯状疱疹になりやすい。ワクチンが高価格なのでぜひ助成制度の創設を。
質問 帯状疱疹は神経の損傷と皮膚症状が現れる疾患であり、後遺症が残る可能性もある。治療では皮疹出現後72時間以内で抗ウイルス薬（ウイルスの増殖を抑える薬）を投与することを推奨している。もっと啓発を。
答弁 さらに啓発していく。
件名２ 誰一人取り残さない教育。
質問 ５歳児健診は体の発育だけでなく、「こだわりが強い」「かんしゃくを起こしやすい」といった情緒や行動も診る。その子の特性等が分かれば教育やサポートにつながる。本市でも早期に導入すべきでは。
答弁 （令和7年度に）実施体制の検討を進めたいと考えている。
要望 4・5歳児発達相談で行っていた専門職の体制を5歳児健診でも継続を。その子らしく可能性を最大限に引き出してほしい。
質問 学校教育現場の作業療法士の役割について。
答弁 作業療法を行う専門人材。個別の子どもの特性に応じた支援を、言語聴覚士等とチームで対応する。
要望 最先端の取り組みだと思う。支援学級の先生や言語聴覚士等チームで子どもに寄り添う体制をあせらず構築してほしい。
質問 酷暑から市民の命と健康を守るために早期に市民総合体育館に空調設置を。
答弁 令和7年度予算編成の作業の中で、財源的な裏付けも含め検討し、できる限り早期の導入を目指す。
要望 toto（スポーツ振興くじ）など財源確保を鋭意取り組むこと。
■地域の皆さまの声がカタチに！
熱中症対策として小中学校の体育館空調が整備
小中学校の体育館の空調は熱中症対策として「大風量 スポットエアコン」が令和６年度より２年かけて整備し、令和7年9月より全小中学校の体育館で使用できることを目標にしています。令和６年度は中学校７校と小学校５校を、残りの小学校は今年の夏休み期間に整備完了する予定です。（平成３１年１２月議会質問等）
軟骨伝導イヤホンが設置（令和7年1月）
耳の聞こえにくい人が安心して窓口で対応できるように市役所１F地域高齢福祉課に設置されました。軟骨伝導イヤホンは耳の入口付近にある軟骨を振動させて音を伝える仕組みです。耳の聞こえにくさによる聞き間違いを防ぎ、安心して窓口対応をしていただきたいと思います。
（令和6年9月議会代表質問等）
石仏小・加賀田中の通学路のグレーチング設置（石仏橋付近）（令和6年11月）
石仏小学校・加賀田中学校の敷地内通学路のご相談。対向する車が待避できるようにグレーチングを追加設置していただきました。青パトや地域の皆さまから「脱輪の心配がなくなった」とお喜びの声がありました。
南花台小中一貫校体育館の天井工事（令和6年12月）
マイクの音が反響して聞き取りにくいというご相談。平成３０年度から要望し、昨年末に完成しました。地域のお喜びの声がありました。ありがとうございます。
南花台地区歩道の凸凹、段差解消（令和7年1月）
南花台地区の通学路等にも歩道のデコボコや段差解消 私も実際に歩き、可能な限り応急復旧していただきました。 一日も早く本工事をするよう要望しています
落下防止柵の設置 木戸2丁目付近（令和6年11月）
通学路でもあり安全面が心配とのお声。道路課が落下防止柵を設置していただきました。ありがとうございます。
３７１バイパス高向南交差点から高向におりる側道の草の繁茂 （令和6年11月）
美加の台地区市道舗装（美加の台東南海バス停付近）（令和6年12月）
美加の台駅ロータリーポールの修繕（令和6年11月）
美加の台第10緑地 樹木の剪定
地域のお声から樹木の剪定をしていただきました。 緑地の樹木の高木化への対策を引き続き要望してまいります。（令和6年9月代表質問等）
南青葉台地区砂防堰堤（えんてい）の浚渫（しゅんせつ）（令和6年12月）
土砂を貯めて下流に流す役割の砂防堰堤の土砂が溜まってきているとのお声。浚渫していただきました。また緑地側も土砂が流れ込みにくいように整備をしていただきました。
下岩瀬の一部道路整備と段差解消（令和6年12月）
数年前より地域からご要望があり、昨年１２月初旬に整備工事完了しました。引き続き舗装延長を要望しています。
地域猫や保護猫活動への支援拡充
市では初めて、会派で提案していたガバメントクラウドファンディング（GCF）を実施。全国から３００万円以上のご寄付をいただき、心から感謝申し上げます。温かいご支援を関係者等への支援活動の後押しになるよう尽力してまいります。
（令和２年９月議会質問等）。
ふるさとチョイスGCFページより
【まちの活力】市の動き・トピックス
□外環状線上原町交差点の渋滞対策
国道３７１号バイパスの全線開通により影響し、今後も交通量の増加が予想される。大阪府に立体構造の事業化を要望も当面暫定的な対策のみ。交通状況調査の予定し、中央分離帯等の活用した渋滞対策（平面交差）も含め検討している。
□高向上原プロジェクト
令和９年度頃から区画の引き渡しが行われ、令和１０年度の事業完了を予定している。事業効果は約２億９千万円を試算している。
□小山田西地区
令和１３年度末の事業完了を目指している。事業効果は約２億７千万円を試算している。令和６年度で地籍調査を完了予定。令和７年度、小山田西土地区画整理組合設立予定。
□（仮称）南花台中央公園整備工事
・工事業者 令和6年11月に村本建設株式会社が落札
・今後のスケジュール
土砂搬出…変更 令和6年8月～令和7年6月（11カ月）
公園整備…変更 令和7年7月～令和8年12月（18カ月）
・施設オープン時期 令和8年11月～令和9年1月（4～6カ月遅延）
※前倒しオープンに努める
