【未来を見据えて移動手段の確保を】
いつも真心のご支援を賜り、心より感謝申し上げます。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、どう応戦していくか。経済を回し、感染対策を取りながら市民生活の生命と生活を守る、ここに英知を結集し、進まねばなりません。プレミアム商品券やバス周遊チケット等はたくさんの方からお喜びの声を頂戴いたしました。 一方でソーシャルディスタンス(社会的距離)を叫ばれ、身体的距離をとることをのみならずいつのまにか社会からも距離をとってしまい、精神的な孤立感を強めている方々に注意しなければなりません。また公共交通を取り巻く環境もさらに深刻さを増しています。 それらのことを踏まえ、今回の9月議会では、「市民の移動手段」など現在、そして未来を見据えて守らなければならない市の課題について言及いたしました。 これから秋冬を迎え、インフルエンザとコロナの同時流行を懸念しています。経済と感染対策を行いながら、市民の生命と生活を守るためにこれからも全力で頑張ってまいります。皆さまにおかれましても体調管理に十分ご留意をしていただきたいと思います。
「心の『感染』を断ち切ろう」
「負のスパイラルを断ち切ろう」。新型コロナウイルスの拡大で、過剰な不安や感染者への偏見、差別が広がっています。日本赤十字社はそれらも一種の感染症と位置づけ、まん延を防ごうと呼びかけています。作成されたリーフレットの内容には「病気」だけでなく「不安、恐れ」「偏見、差別」の三つの感染症をもたらすと指摘しています。
作成に関わった日赤災害医療総括監の丸山医師は「ウイルスは心の中まで感染する。特効薬やワクチンもないので自分で連鎖を断ち切るしかない」と。私たちに忍び寄る3つの感染症に気を付け、感染症対策の基本である手洗い、咳エチケット、換気等を徹底し、この局面を乗り越えたい。
皆さまの声がカタチへ!
皆様のお声が国・府に届きました!!
●ロタウイルスワクチンが本年10月より定期接種へ
※令和2年8月生まれの赤ちゃんから対象になりました。事前に小児科へ連絡してください
●インフルエンザ予防接種
65歳以上および60歳以上で心臓・呼吸器など基礎疾患をお持ちの方なども無償になりました。●国民全員の新型コロナウイルスワクチンの確保
●地域外来検査センターの拡充
本年9月に南河内3か所⇒6カ所にPCR検査の体制を強化市民と市内経済を元気に!!
●プレミアム率過去最高の233%!の商品券
(ひとり1冊3000円で10000円分を購入)。
※有効期限:令和3年1月31日
お出かけ支援!!河内長野の新しい発見
●市内バス路線1日乗り放題カード
モックルカードを200円で販売(通常650円 有効期限なし)。
※追加分 一人10枚まで
●タクシー初乗り運賃
(680円)の支払いに使えるチケットを200円で販売。
有効期限:令和3年3月31日
※追加分一人3枚まで
バス・タクシーチケット追加分は、セブンイレブン各店舗・デイリーカナートはやし美加の台店などで購入できます。(市広報P6参照)
観光も元気に!!
●宿泊・観光施設を利用した市民に、各施設で利用できる電子ポイント配布。
(宿泊1泊につき上限5000ポイント、観光施設利用に1回500ポイント)。
国・府のキャンペーンをうまく活用すれば自己負担を極力減らし、楽しめます!
※11月31日まで(ただしポイント有効期限は令和2年12月31日まで)
子育て・教育
●児童生徒ひとり一台タブレット(令和2年10月配布)。
●新生児への支援金・・・国の特別定額給
給付金(一人10万円給付)の対象外であった「本年4月28日以降から令和3年3月末までに生まれた新生児にひとり5万円の給付(双子なら10万円)。」
●中学校給食の充実
温かいご飯に続いて温かい汁物スープジャーの導入(令和2年9月)、予約システムの充実その他
●図書館 本の消毒機器の設置。電子図書館のサービスも始まりました。
※お問い合わせ 図書館0721-52-6933
●371バイパス石仏南交差点の右折信号が設置されました。(11月11日より点灯)
●371線(石仏北交差点付近・石仏南交差点から橋本方面) 草刈りの繁茂 富田林土木事務所に連絡し、草刈りをしていただきました。
●石仏地域 ガードレールを設置していただきました。
●371線 新町橋南付近の街路樹を剪定していただきました。
9月議会 議会質問
市民の移動手段を現在、そして未来を見据えて確保するために公共交通を維持するために
質問1 南花台モビリティ「クルクル」、さらにスーパーシティ構想など未来をみすえた移動手段の確保も含め本市の移動手段は「公共交通」・「きめ細やかな移動手段」・「自動運転社会に向けた取り組み」を着実に進める必要があるのでは。
答弁 公共交通維持の維持に努め、運転免許証の自主返納や身体機能低下などによりきめ細やかな公共交通網の構築する上で有効である。
要望 バス・タクシー・電車の「公共交通」はとても重要である。コロナ禍で乗客数が減少し、緊急的に減便をしている。乗客数の回復を後押しする必要がある。
答弁 現段階では(バスの減便は)緊急避難的な措置ということで聞いている。完全に戻ることは難しいが、ある程度利用者が増えてくれると一定またそれに対応していただけると、報告を受けている。
要望 乗客数の回復を後押しし、コロナ禍の前に戻るよう要望していくこと。
きめ細やかな移動手段網の充実
質問 きめ細やかな移動手段として、乗り合いタクシー(くすまる号)、地域住民のご尽力による移動手段(南花台クルクル・移動支援サービス こ・こ・わ)、社会福祉法人の地域貢献(みなと寮様のイズミヤ付近の移動支援)、民間の地域貢献としての移動手段が期待されます。
要望 地域住民の居場所や移動支援等の事業運営費を対象とした助成制度を創設すべき
答弁 来年度を目指し、創設を検討していく。
自動運転社会に向けた準備・スーパーシティ構想認定を目指して
質問 来たるべく自動運転社会に向けて今の課題解決と合わせてスムーズに順応できるよう展開していく。 答弁 現在の南花台モビリティ「クルクル」を自動運転へ、道路に電磁誘導線を埋め込み自動運転のモデル事業を展開していく。
要望 自動運転を展開し、スーパーシティ構想(の認定を)とっていくべきだが。
答弁 今後スーパーシティ構想(スーパーシティ特区)の認定を目指していく。公共交通とのすみ分け、どううまく融合していくか市をあげて考えていかなければならない。
断らない支援・誰も置きざりにしない社会のために質問2 誰もが安心してくらせるまちへ 断らない支援、誰も置き去りにしない社会を
要望 昨今、8050問題、介護、障がい福祉、子育て、貧困など複合的な改題を抱える人への市の相談体制を
答弁 効果的な組織機構を含め、様々な方策について検討していく。
要望 認知症になっても安心して暮らせるまちへ 認知症の方とその相談体制、特に若年性認知症の人の就労支援や精神的サポートなど、ライフステージの変化に合わせた相談は多岐に渡り、長期となる傾向。ワンストップなど相談体制が取れているのか。
答弁 認知症地域支援推進員を配置する地域包括支援センターを地域におけるワンストップ総合窓口として対応していきたい。
コロナ禍で奮闘される訪問看護・介護事業者の備蓄支援について質問3 コロナ禍の個人防護具等の備蓄の支援について
要望 訪問看護・介護事業者では、衛生用品、防護具の確保にかなり苦労している。日々の感染対策においても疲弊してきている。コロナとインフルエンザの流行を迎える秋冬に向け、プラスティック手袋など個人防護具がなくなってケアする側、ケアを受ける利用者の安全を守らなければならない。事業者にもっと寄り添わなければならない。
答弁 今後も何がしかの物品が業者から手に入らないということならば従前のマスク等と同様の取り組みをしていく。
決算委員会等での要望(一部抜粋)
<税収・まちの活力>
・道路 大阪河内長野線・堺アクセスと企業誘致の前進させるために
・税収を増やす知恵 基金の債券運用(令和元年度決算で純利益1.2億円)
・親子近居マイホーム取得補助制度の拡充
・関西不動産住宅検索サイト「スーモ」で本市が注目されていることで転入を促進する方策
・くろまろの郷 駐車場 緑地を臨時駐車場整備とドックラン(中型以上)の増設
・日本遺産 「女人高野」認定後の展開と若い人材の登用、「お金を落とす仕組み」の確立
<子育て・教育>
・保育推進として保育士を確保するための助成金の創設・園の運営等のICT化
・病児保育を早期に再開の要望
・少人数学級30人以下の実現 コロナ禍における学習補償を要望 ⇒本年10月9日公明党から政府に教職員定数の計画的な改善を要請した
・電子図書館(こどもの電子図書館の導入)を提案
・ギガスクール構想(児童生徒に1人1台のタブレット配布、リモート授業等)について
・バーチャル英語村の提案
・中学校給食のさらに充実させる(スープジャーの反応、全員給食の見通しなど)
<住み慣れた地域で安心してすごすまちへ>
・ご遺族サポート窓口 手続き等の完全ワンストップ化を要望
・マイナンバーカード申請(マイナポイントなど)の推進
・人口減少と若年層の微増の分析
・農福連携の推進とSDGs 公民連携で進めていくように要望
<市民の健康をまもる>
・特定健診とがん検診セット健診を増やす
・受動喫煙防止 喫煙禁止区域 来年3月条例予定(千代田駅・長野駅・三日市町駅)
<ごみ・環境>
・ごみ戸別収集に向けた取り組みの確認(経費は今より1.5倍になる予想など)
・ペット 飼い犬等不妊手術費助成及び推進
・クビアカツヤカミキリ・ナラ枯れの対策強化
<空き家>
・空き家の実態把握の方法の確立を
<市民活動の後押し>
・非接触型体温計など市民活動を応援する体制
不妊治療、保険適用の拡充に向け全力!
公明党はこの20年間不妊治療に尽力してまいりました。1998年「保険適用の実現」を訴え、署名活動を行った結果、2004年治療費への助成事業が始まった経緯があります。河内長野市においても平成30年の時に会派からの議会質問から不妊症及び不育症の助成事業を実現いたしました。これからもしっかりお声を届けてまいります。 現在、菅首相が保険適用拡大をめざしていくことに触れ、「一刻も早くカタチにしたい」と発言があり、追い風となりました。国においても不妊治療等支援推進プロジェクトチームで体外受精など高額の不妊治療への保険適用拡大をはじめとする支援の拡充に向け、議論を開始しています。治療の質の向上や治療と仕事の両立、相談体制など幅広い支援策についても議論していきます。
防災無線の内容を電話から確認できます!
スピーカーからの放送が聞き取れなかったなど防災無線の内容をもう一度確認した場合があります。
電話:0721-26-7640 (携帯電話に登録しておきましょう)
天候状況や山による音の反射で聞き取りづらいとのお声を届け、平成30年度に一歩前進しました。市民の皆さんがいち早く防災関連の情報をキャッチできるよう尽力してまいります。