ご挨拶【市民の命を守る医療体制の質確保・強化を】

大阪北部地震、西日本豪雨被害で亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げます。また被災された方々に対しまして、心からのお見舞いを申し上げます。今回の災害を教訓に、避難勧告や避難指示のあり方、一人暮らしの方々の安否確認など、本市の防災の課題について取り組んでまいります。
また市民の命と健康を守る医療体制についても今回の6月議会の個人質問では、真正面から取り組みました。初当選の4年前から市内の救急体制の受け入れアップを訴え、取り組んでまいりました。救急隊、医療機関等のご尽力もあり、H25年44%⇒H29年58%と改善してきました。しかし近大病院の諸問題が出たため、引き続き医療体制の質確保・強化について取り組んでまいります。
これからも市民の皆さんのお声を大切にし、ご支援いただく真心になんとして恩返しする思い出、「子育てのまち・河内長野」「年を重ねても安心してくらせるまち・河内長野」を目指し、全力で頑張って参ります。

河内長野市健康日本一をめざして!
「人生100年時代 自分らしく脳も成長」
いまや人生100年時代を迎えたと言われています。日本でも百歳以上の人が7万人を超えたそうですが、今後も増えると予想されています。その原因は、医療の進歩や健康意識の高まりなどが影響しています。脳内科医の加藤としのり先生は、人生100年時代を自分らしく生きるためには‘自分らしく脳を成長させていくことが必要だと言われています。多くの人が百歳まで生きるようになると五十歳以降、とくに定年後をどのようにいきるかが大きな課題と言われています。
加藤先生によると、脳は五十歳ころの特徴は、一気に老化のスピードが速まっていくそうです。何もしなければ衰える一方ですが、脳を積極的に使っている人は老化が緩やかになり、場合によっては成長することが可能だそうです。嫌なことでは働いていた脳が動かなくなる。これは五十歳をすぎると脳が楽しい時間に価値を置くようになるので自然なことだそうです。また若いころは一人でいても脳が良く働いたが、五十歳をすぎると自力ではだんだん動かなくなる。年をとって孤立することがよくないのはそのためだそうです。定年後の居場所、交流場所は大事です。先生の患者で、八十歳でドラムを始め、脳が飛躍的に成長した方もいたそうです。
自分らしく生きるために「脳も自分らしく成長させていく」を意識していきたいと思います。

【陳情活動】国交省に大阪南部高速道路を陳情

7月30日(月)
石川博崇参議院議員に調整していただき、石井国土交通大臣に大阪南部高速道路事業化促進協議会会長の島田市長、武田河南町長、松本千早赤阪村長も出席され、大阪南部高速道路、そして高規格道路整備(大阪河内長野線)の必要性も踏まえ、陳情してまいりました。(今回で3回目)南河内地域連絡網調査検討会を設立したとの報告を聞きました。

視察 医療介護連携が着実に前進!

超高齢化社会で年を重ねても安心して暮らせるまちづくりにおいて、医療介護連携は要となります。それらを推進する「プチれんけいカフェ」に参加いたしました。そこには市医師会、市内や近隣市の病院等の地域医療連携室、市内のケアマネージャーの皆さんが集いました。患者さんが入院中から在宅や施設へ、適切にスムーズに退院支援する上でどのような連携をしたらいいのかなど和やかな雰囲気で話し合われました。違う専門職同士の顔の見えるつながりとして、着実に一歩前進していっているように感じました。

皆さまの声がカタチに!

 この夏休み中にエアコンが各中学校の普通教室に設置! 

要望してきた空調が設置されます。まずは市内の7中学校の普通教室に、この夏休み期間中に着工されます。

その後は、小学校にエアコン設置予定ですが、中学校の予算(予算約3億2千万円)と比べて約2倍かかります。その理由は、小学校は学校数も中学校と比べて13校と多く、普通教室数も1年生から6年生まであるからです。

小学校のエアコン設置の予算については、国の補助金を活用し、市の財政状況等も判断しながら、数年かけて順次行っていく予定です。しかし、財源確保に懸念があります。無理やり予算をねん出するために、教育の質を維持してきた人や体制、事業を安易に縮減・削減しないように気を付けなければなりません。しかしながら、この夏の酷暑により、熱中症で救急搬送され、最悪は亡くなったつらいケースもありました。子ども達を守るために国にも働きかけ、着実に進めなければなりません。


 災害復興 昨年の台風21・22号の被害 

昨年の台風21・22号の被害があった市道の工事が無事完了しました。
①市道矢伏線
②市道唐久谷線




 市道唐久谷線のグレーチング 

7月、地域からのご要望があった市道唐久谷線の溝蓋(グレーチング)の設置が一部区間進みました。
(H30年3月・6月議会で個人質問)




 空き家対策 

地域から「空き家の瓦が落ちかけて危ない」とのご相談があり、市の空き家ワンストップ窓口に連絡し、対応して頂きました。
♯空き家ワンストップ相談窓口
空き家に関するいろんなご相談をひとつの窓口にしたもの。
以前までは、空き家の内容によってはいろんな課に分かれ、不便でした。庁内連携を強めるように訴え、本年4月より都市創生課 空家対策係が設置されました。


 美加の台終末処理場の草刈り 

美加の台終末処理場の敷地内から雑草が道まで出てきていました。その声を受け、草刈りをしていただきました。



 南花台3丁目通学路の草刈り 

地域より通学路に雑草が繁茂してきているとのお声。
地域清掃に合わせて対応して頂きました。



 流谷線 数か所の穴ぼこをスポット補修して頂きました。 




 新町橋南交差点付近のセンターライン 

新町橋南交差点付近の横断歩道とセンターラインがほぼ消えて危ないとのお声があり、対応して頂きました。


 ゴミステーションに雨水排水路を設置 

地域からのお声からゴミステーションに雨水排水路を設置していただき、喜びの声をいただきました。


6月議会報告 個人質問 ダイジェスト

【年を重ねても安心して暮らせるまちへ】

救急医療体制について
 南河内医療圏域における小児・周産期・二次三次救急体制を今後さらに強化していかなければならない。近畿大学医学部附属病院移転に伴う諸問題についてどう考え、どう動いているのか?
 本年5月に市長が府健康医療部長と面談し、医療体制確保に関する要請を行った。大阪狭山市が単独で提出した要望書については、近畿大学は人的・財政的問題があり、新たな病院設置は断念したこと、三次救急災害拠点病院としての機能、いままでの役割は継続していくなどの返答があった。本市としても引き続き大阪南医療センターや他の二次救急医療機関及び搬送機関との連携を深め、市長会等で医療体制の確保を強く要望したい。
 救急体制は具体的にどう強化していくのか。
 消防学校入校中の5名が本年9月末で配置され、その時点から救急車3台から4台運用で救急体制を強化していきたいと考えている。
要望 救急隊員の教育、医師の確保、ブルーカードシステム(休日夜間病状急変時対応型システム)の周知。

 保健医療計画において病院の自主的な取り組みを支援するとは
 病院体制では記憶にないが、保健医療計画において三次救急は二次医療圏に1カ所ということを明記しており、府がその整備を努めると言っているため、そこを強く要望していきたいと考えている。
要望 ♯ドクターカーの連絡体制を強化、出動の時間帯の拡充を。(時間制限しているところもあれば、24時間運用しているところもある)それと合わせて道路アクセスの整備(大阪河内長野線等)も進めること。

ドクターカー:人工呼吸器、検査装置等の医療器械を搭載し、医師、看護師などが同乗し、医療機関搬送前の現場へ出動する救急車の一種。近くでは、近大病院、堺市市立総合医療センター、泉州救命救急センターが運用している。

▼市民後見人について
 ♯成年後見人のニーズが高まっているが、♯市民後見人の受任が進まない事をどう分析しているのか。
 いままで市長申し立てに実態上限られていたが、それ以外のケースでも、状況に応じて市民後見人の積極的な選任を促進していくよう、家庭裁判所との連携を進めている。

(背景)成年後見制度は、2000年から始まり、認知症や知的障がい、精神障がいなどで判断能力が十分でない人のお金の管理や相続に関する手続きを支援する制度。後見人は、弁護士や司法書士などの専門職の場合や親族の場合もあるが、親族がいない場合は市民後見人が選定を受ける場合がある。
身近な存在できめ細やかな対応が行える地域の社会資源である市民後見人の活動に期待が高まっている。

【子育てのまち 河内長野市へ】

▼子ども・子育て総合センター 「あいっく」について 
 子ども・子育て総合センター 「あいっく」のこれまでの実績およびシャワー効果は。
 シャワー効果と市外からの転入については、一定の効果はあると考えている。シャワー効果はアンケート調査によると8割の方がノバティながのや駅周辺で買い物をしており、年間2800万円以上消費されたことになる。また昨年度の市外の利用は、全利用家庭の41.7%を占めている。「あいっく」を利用しているうちに本市へ転入してくるケースは、170家庭あり、一定の転入効果もある。

 ♯社会性発達評価装置を導入し、いつで気軽に体験できる環境にすべきである。早期発達支援にもつなげられる。
 導入には、機器購入費一台300万円が必要、加えて研修を受けたオペレーターを設置する必要がある。また落ち着いたスペースも必要ということから、現段階では導入は難しいと考えている。
要望 家庭相談室もあるので、本市の強みとして引き続きサポート体制の質の維持、向上を。

「社会性発達評価装置」・・・「ゲイズファインダー」「かおテレビ」とも言う。子どもの目の動きを測定することにより、子どもの社会性の発達について評価する装置 保護者と支援者が子どもの発達の状態を共有し、理解を助けるツールにもなり、早期療育にもつながる。

▼道路について
 ふるさと農道は7月30日に一部供用開始予定である。関係する地域の方は交通量が増えることで大変心配している。具体的にどのような対策をするのか。
 ふるさと農道側では警察と協議し、標識設置や路面標示を行うとともに、清水付近の交差点、唐久谷付近の交差点、加賀田付近の交差点において生活道路への流入車両の軽減や走行注意の注意喚起の看板設置等の対策について、大阪府と協議を進めている。施工可能な範囲で今年度中をめどに対策を講じるよう協議を進めていく。
要望 唐久谷線の幅が狭い。対向も大変である。早期のグレーチィングを。またしっかり地域の方のご理解を得て、歩み寄っていくように!
 限られた予算の中で今後対応していく。

 上原交差点から橋本方面に向かう、バイパスの高向南交差点付近の渋滞緩和の一助になることを目的とした高向南交差点の左折レーン工事の工事は。
 早期に工事が実施されるよう強く要請したいと考えている。従前より大阪府富田林土木事務所へ左折専用レーンの設置要望を行っており、設計までは完了している状況である。当該工事では信号の移設が生じ、現在、その移設に係る協議を大阪府と大阪府府警本部で行っていると聞いている。
要望 市からも強く要望するように。

 流谷地域は、途中より市道から林道になっている。林道であるため道路舗装や草刈り等に差がある。市道に変更すべきではないか。
 流谷地域の林道を市道認定する条件としては、道路幅員が4メートル以上、所有権の帰属、道路敷地の官民境界の画定、路面排水のための側溝または排水専用施設の完備などがある。また、市道と林道では道路勾配やカーブの曲線半径など技術的基準が異なり、構造上の違いがある。
要望 住んでいる方がいる。市民サービスを市道と同じように、例えば草刈りを年1回⇒2回にできないのか。
 住宅が張り付いている林道なので、注意して維持管理に努める。