【団結し、この難局を乗り越える】

 新型コロナウイルス感染症の拡大に依然として予断を許さない状況となっています。一日も早い収束を強く祈ります。日本赤十字社は、この状況で過剰な不安や感染者らへの偏見、差別も広がってきている。これらも「一種の感染症」と位置づけ、注意を呼び掛けています。そのような「負の連鎖」を自らで断ち切り、こういう時こそプラス思考で日々を心豊かに過ごす努力をし、今まで以上に人と人のつながりを大切にし、この難局を乗り越えたいと思います。 さて3月議会は、令和2年度予算に対して一部の反対がありましたが、無事成立いたしました。本市は歳入歳出の見直し等で行財政改革を着実に推し進めています。例えば歳入を増やす仕組みとして、ふるさと納税の拡充や基金の一括運用などにより順調に実績を積み上げてきています。今後、本市が抱える課題を乗り越えていくためにも「持てる人材・持てる知恵」を総結集し、攻め続けなければなりません。ご支援を頂いている皆様への恩返しのためにも私自身全力で頑張ってまいります。
 「心の『感染』を断ち切ろう」 
「負のスパイラルを断ち切ろう」。新型コロナウイルスの拡大で、過剰な不安や感染者への偏見、差別が広がっています。日本赤十字社はそれらも一種の感染症と位置づけ、まん延を防ごうと呼びかけています。作成されたリーフレットの内容には「病気」だけでなく「不安、恐れ」「偏見、差別」の三つの感染症をもたらすと指摘しています。 作成に関わった日赤災害医療総括監の丸山医師は「ウイルスは心の中まで感染する。特効薬やワクチンもないので自分で連鎖を断ち切るしかない」と。これらのことも気を付け、感染症対策の基本である手洗い、咳エチケットを徹底し、この局面を乗り越えたい。

河内長野市健康日本一をめざして!

「体を動かし筋力の衰えを防ぐ」
新型コロナウイルスの感染拡大を抑えるために、外出自粛によって、高齢者の体力の衰えが進む心配が出てきています。動かない時間を少なくし、例えばCMの時に足踏みするなど自宅でできるトレーニングを始めていきましょう。またラジオ体操も筋肉の衰えの予防にもなります。

皆さまの声がカタチへ!

加賀田川安全柵(H29年より)

H28年9月議会の時、個人質問で3か年計画で転落防止柵設置を提案。H29年から工事開始し、R2年度で終了します。

落下防止柵(R2年3月)

ご相談があった場所(原町1丁目3付近)に転落防止柵を設置していただきました。昨年この場所で転落し、大けがをされました。これで安心です。

 

以前の議会質問から“カタチ”となります。

NET119 緊急通報システム導入へ(R元年6月議会)

音声で119番通報できない聴覚・言語障害のある方のためにスマホを利用した緊急通報システムがR2年度に導入されます。対象者は身体障害者手帳をお持ちの方で事前登録制。スマホの専用画面(事故・災害・急病・火事など)をタッチするだけ。

乳幼児に対するロタウイルスワクチンの定期接種(H27年12月議会)

ロタウイルスワクチンはR2年10月1日から定期接種に指定されます。乳幼児のロタウイルスの感染による胃腸炎を予防するためワクチン。ロタウイルスは、他のウイルス性胃腸炎にくらべて下痢や嘔吐の症状が激しい。脱水をきっかけに重症化する恐れもあります。

中学校給食の充実 フードジャー導入で温かい汁物実現へ(R元年9月議会)

中学校選択性給食の充実としてR2年9月、温かいご飯に続き、温かいスープ・汁物を目指します。現在、モデル校で試食し、好評です。提案したフードジャーの導入に期待したい。また予約システムもこの4月より使いやすくなりました。

避難所マンホールトイレ(H31年3月議会)

災害用マンホールトイレを下水道を整備している区域の小学校等11カ所に順次設置予定です。(R2年度1カ所、5年かけて行う予定)使用者のシルエットが見えないように配慮しています。また防災意識の向上ために運動会など平時でも使用していきます。

高齢ドライバーの免許返納者支援(R元年6月議会)

R2年度以降に自主的に運転免許証を返納した75歳以上の高齢者に1人当たり6000円相当のバスやタクシー等で利用できる支援券の交付を予定しています。

くろまろの郷 ドックパーク(H27年6月議会、H30年12議会)

3月25日よりくろまろの郷のドックパークがオープンしました。 体高50センチ以下の中小型犬が対象です。 今後、さらなる活性化に向けてドックパークの拡大やペット関連のイベントを推進します。また「重点 道の駅」を目指し、後押ししていきます。

コンビニエンスストアにAED設置(H27年3月議会、R元年6月議会)

市内のコンビニエンストアにAEDを順次設置していく方向となりました。 コンビニエンストアは24時間など開店時間も長く、多くの方がその場所を知っています。平成27年3月議会で「AEDで助かる命がある」と訴え、昨年6月議会でも上記を要望。 この度、担当課も知恵を出してくださり、市内コンビニエンストアの皆様のご理解・ご協力のおかげで前進いたしました。


会派議会質問・委員会等より

まちの活力 行財政改革の前進

 歳入確保としての基金の一括運用について 

将来を見据え新たな歳入を確保する方法のひとつに基金の一括運用があります。平成30年度の運用収益は3679万円の実績でした(キャピタルゲインといった売却益など)が、今年度の実績は1億2千万円を超えた(令和2年3月時点)。基金の運用収益を本市の将来のための重点プロジェクト事業の財源とする仕組みをつくった。これは全国でもあまりない取り組みである。

 保健センター跡地の活用と河内長野駅周辺の活性化について 

中心市街地の活性につながる土地利用については、地域や市民、周辺地権者等のご意見を聞き、跡地利用の方針を決定したい。これらを踏まえ、令和2年度中に公募による事業者選定を行い、具体化していく。

 産業振興 産業用地の整備に向けた検討と候補用地の事業計画は 

令和元年11月に産業振興推進検討委員会から提言書を受け、短期的な取り組みとして赤嶺市民広場の産業用地化の可能性について、課題等についても調査研究を進めているところである。ここは市として重要な施設なので代替地の必要性も含めた検討を行う必要があると認識している。


 活用も含めた空き家対策について 

これまで移住・住みかえ支援機構がおこなっているマイホーム借上げ制度の説明会の開催や空き家バンク制度を実施してきた。昨年度からは不動産事業者と空き家の所有者と連携し、空き家等の所有者が、不動産業者に直接相談できる場を開催。仲介契約が10組成立した。

 ふるさと納税の拡充とまちの活力の指標となる関係・交流人口につながる体験メニューを 

ふるさと納税のサイトを増やし、今回初めて3億5千万円を超えた。産業振興の観点からも取り組む。5億円を目指して拡充していく。 また関係人口・交流人口増加につなげるために体験型や旅行等を得意とするサイトを増やす予定である。

 関係人口・・・地域や地域の人々と多様にかかわる人々。 
 交流人口・・・観光に来た人々。 
 南花台UR跡地の新しい機能誘致の進捗は?ぜひ医療施設を 

(A2街区42~46棟に)認定こども園と公園、医療施設の誘致に向け、鋭意進めている。


 ふるさと納税から動物愛護を促進するための事業(犬猫の去勢手術等や所有者不明猫の適正管理など)につなげる仕組みを 

興味がある団体がいたらクラウドファンディングを説明していく。

 会派として提案してきた親子近居同居マイホーム取得補助制度の拡充を 

子育て世代の定住・転入施策として行ってきた。 親世帯との近居同居から祖父母や兄弟世帯との近居同居も対象とし、世帯を拡充し、より多くの子育て世代の定住・転入と相互扶助の促進を図っていく。(子どもたちの年代別の人口動態は少し微増している)

 日本遺産とお金を落とせる仕組みとより広範囲で本市の魅力を伝えるために 

河内長野駅と周辺の市域とを結ぶバスに日本遺産ラッピングを施し、市内向け認知拡大と、市外からの誘客を図りたい。さらに、女人高野と呼ばれる寺院が所在する奈良県宇陀市、和歌山県九度山町、高野町と連携し、消費が高まる広域観光が促進されるよう、2度目の日本遺産「女人高野」の認定を目指している。

 新たな体制で望む「河内長野シティマラソン」について 

令和2年度は新たな運営体制や内容で実施の検討を進めている。スポーツ団体だけでなく、事業者を含めて多大な団体による実行委員会が運営することを想定。

教育立市 子育てしやすいまちへ

 GIGAスクール 児童生徒に1人一台のタブレットについて 

「※GIGA(ギガ)スクール構想」とは、児童生徒一人一台コンピューターの実現を見据えた施策のこと。令和2年度から5年度まで行う予定。高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備し、プログラミング教育や情報活用能力などICT教育ならではの充実した学びの環境を学校現場で提供する。また読み書きの困難さを持つ子らへ支援する環境としても期待される。

※GIGA(ギガ)→Global and Innovation Gateway for ALLの略


 教師の働き方改革を進める「統合型校務支援システム」が今年度導入について 

児童生徒における成績処理、健康診断票など小中学校の教職員が行う「校務」と呼ばれる業務全般を一つのシステム上で、効率的に行え、教職員の作業時間の削減が期待できる。

 がんに対する正しい知識を得るために小中学校におけるがん教育の充実を 

がんに対する正しい地域を理解するだけでなく、健康と命の大切さに気づき、自己の生き方について考える重要な機会である。小学校においてはこの4月より指導要領において、中学校においては3年間のうち必ず専門家による出前授業を受ける。

 【視察】全国トップレベルのICT教育を視察 

本市の各小学校ではICT(遠隔システム)を用いた国際理解教育を行っています。 2月27日美加の台小学校で行われた授業を視察しました。授業は5か国との音楽交流会(オーストラリアや台湾、インド、インドネシア)、青年海外協力隊-JICAとの交流、外国と電池実験、ロボカーを使ったプログラミング教育と質の高い授業を行っていました。 H31年2月、 浮島元文科省副大臣もこの授業を視察され、絶賛されていました。 本市の大きな魅力としてこれからも後押ししていきます。

住み慣れた地域で安心して暮らせるまちへ

 高齢ドライバーの免許返納後の移動手段の確保は?中山間地を抱える本市にとって公共交通の空白・不便地域での住民の負担は大きい。今後の展望は。 

R2年度以降に自主的に運転免許証を返納した75歳以上の高齢者に1人当たり6000円相当のバスやタクシー等で利用できる支援券の交付を予定している。
 また平成30年度から高齢者の外出支援の検討材料とするため、市内のバスやタクシー等で利用できる助成券を75歳以上の高齢者に配布する社会実験を実施している。その他には、社会福祉協議会の生活支援コーディネーターと地域住民と作り上げている「移動支援を含めた生活全般に関わる支援」について助成を検討している。中山間地を抱え、高齢化が加速する本市として、公共交通の空白地域等での市民の負担は大きい。財政状況を勘案しながら、より効果的な外出支援策を検討していく。 要望 免許を返納したくてもできない人もいる。サポカー補助金(政府による65歳以上のドライバー交通事故防止対策、予防安全装置の助成制度)の周知を。

市民のいのちをまもる防災

 近年、大規模な震災、風水害、そして新型コロナウイルスによる感染症など想定を超える災害等が発生している。住民の生命を守る災害発生時の情報共有について 

大規模災害時に現場の正確な情報を収集・共有するため、避難所と災害対策本部との情報共有や、地域同士の情報共有ができる体制を促していきたい。

開かれた議会を目指して!市議会報告会を開催いたしました。

議会で何を決め、何を議論されたか。市の課題は?など一人でも多くの市民に知っていただきたいという思いから始めました。昨年11月2日に26回目、本年2月18日には27回目を開催いたしました。(どちらもノバティながの多目的ホール)
私は新たな歳入確保のための基金の一括運用をし、その一部を債券運用で収益を得ていく取り組みを報告。債券の銘柄は国際協力機構の社会貢献債などがあります。
この取り組みから市の重点プロジェクトの財源につなげていきます。
その他に市役所の市民総合窓口のアウトソーシング導入や保健センター等整備工事について、河内長野市の将来ビジョンについて、を皆さんと意見交換しました。
皆様から頂いたご意見、ご要望をしっかり市政につなげていきます。
(次回予定日が決まり次第、ご連絡いたします)